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津端氏の意思を受け継いで
就労支援施設 街のサナーレ
日本のモダニズム建築に大きな影響を与えた建築家アントニン・レーモンドの自邸を 再現した施設です。この施設の基本構想を行ったのはレーモンド設計事務所に在籍して いた津端修一氏であり、晩年に手掛けた遺作ともなりました。 登り梁と柱を二つ割の丸太で挟む鋏状トラス、縦張り板の外装、軽い鉄板屋根や深い 軒、土間コンクリートの床などレーモンドの代表的なスタイル を用いることで、内部と外部の融合による中間領域を創り出し ています。 4棟あるうちの2棟は就労支援施設としてのカフェ、もう1 棟は訪問看護ステーションとなっています。連続した2棟は就 労支援として働く身障者と一般の人、施設と地域のつながりを 示したいという施主の思いが込められています。 また津端氏の掲げていたキッチンガーデンの思想も取り入れ、 職員が耕した敷地内の畑でさまざまな野菜も育てています。
所在地 :
規 模 :
構 造 :
施 工 :
伊万里市
平屋300㎡
木造
古賀林業建設
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